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自分の体は自分で守る

良く噛むことは頭蓋部,もっと言えば全身の筋肉を使うため 脳内の血流量を増やすことになります。
すると脳が活性化され、唾液が多量に分泌され、同時に様々な消化酵素が出やすくなり
消化器の負担が軽くて済む様になります。
そうすることによって自然治癒力が高まり、免疫力も高まります。
その上で自分の体は自分で守る事が大事であると考えます。


セルフメディケーションは「自分の体は自分で守る」ということです。


お口 ”は人間の身体の中で成長と共に大きく変化する重要な器官ですので、特に乳幼児の場合は、
成育過程に合った親御さんの日常生活支援が非常に大切になります。

 なぜ、お口を健康にする必要があるのでしょうか?
お口は、かむ、飲み込む、話をするという身体の健康に加えて食べ物を味わう、おいしいと感じる心の健康という、
生きていく上での大きな基本的役割をになっています。
ですから、お口に病気や異常がなければ、それぞれの機能を十分に発揮して身体と心の栄養を十分に取り込むことができますので、
生活全体が健康になり、QOL(生命、生活、人生の質)を高めることができるわけです。
 
それでは、赤ちゃんの食べる機能の発達をみてみましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは何も教えていないのにお乳を飲み始め、生後2ヵ月ごろから“ 指しゃぶり ”が始まります。
これは、お口に乳首以外のものが初めて入る、非常に大きな出来事です。
この動作は離乳準備の最初のサインとして大切ですし、指だけでなくおもちゃなどの口への楽しい刺激を通して
口の機能と心の発達がなされます。
楽しい指しゃぶりも1〜1.5歳ごろにはもっと楽しい手指を使った遊びに移行していきます。
このような赤ちゃんの時期には口の形に合った人工乳首や安全なおもちゃなどの選択が必要です。
 赤ちゃんの食べ方の発達は、毎日の食事で学習して育っていきます。
その第一歩が離乳食です。ここで「かむ、食べる、味わう」をしっかりと覚えておくことが大切です。
また、ほ乳の卒業に向けての練習として、スープなどの液体を飲み始めます。
練習ポイントは唇で容器をはさんで上唇をぬらすことです。
その後は、おしゃべり(言葉の発達)や手づかみ食べなどが始まり、
口と手の動きが協調してスプーンなどの食具を用いて自立して食べられる動きを学びながら、
同時に親子でおしゃべりしながらおいしい食べ方も学んでいきます。
そして、つめたい・あったかい・かたい・やわらかい・いいかおり・おいしいなどの感覚を
清潔で健康な口を中心にした五感を通して食事の場でどんどん磨いていきます。
お口がきれいで健康であれば、さらにおいしく味わうことができますので、お口の健康を守るためにも、
歯磨きなどのお口のケアを生活習慣に取り入れてください。
 お口は日常生活に不可欠ですが、その健康状態は個人差が大きいことがわかっています。
お子さんが小さい時は、親御さんが日常生活におけるお口の健康の介助支援と自立を促す支援を行ってください。
そして、セルフメディケーションとともにプロフェッショナルケアも上手に取り入れながら、
生涯にわたってお口の健康を保っていくことが大切です。

       ※母校の昭和大学歯学部衛生学教授 向井先生の講演より引用させていただきました。

 

 


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