<こどもの歯>
♪春の検診♪
“歩きだしは危険がいっぱい”
2歳くらいになると好奇心旺盛で動きが活発になり、歯をぶつけることも多くなります。
外傷により食欲がなくなったり、時間が経ってから歯の色が変わることもあります。
放っておいていい場合と、治療が必要な場合があるので、歯をぶつけたときは、
早めに専門医の受診をおすすめいたします。
♪新春の検診♪
“手づかみ食べは自立への第一歩”
手づかみ食べを盛んに行うこの頃は、口に入れた食べ物を口の機能を上手に使って
「咀嚼」していくことを覚える時期です。
前歯を使ってのかじり取りも、咀嚼機能を発揮するための大切なプロセスです。
上手に食べられなかったり、遊び食べが見られる時期には、お母さんもイライラしてしまうかもしれません。
しかし、必要以上に怒ったり、「噛む」ことを強要したりすることは、必ずしも上手に咀嚼機能を発揮することには
つながりません。
食事はゆったりとした気持ちで楽しく、自分で食べることを覚えていくようにするのが、望ましいでしょう。
♪冬の検診♪
歯磨きタイムは親子関係の充実時間。まずは指を使ったマッサージから。
離乳開始の頃から気持ちよい範囲での感覚体験が続けば、無理なく楽しい歯磨きを開始することができます。
触感でも肌の接触は受容しやすいので、まずは手のひらや指を使ったマッサージから始めてみましょう。
アイコンタクトを取りながら微笑み、やさしく話しかけながらのマッサージから、親子ともども強い幸福感が得られるでしょう。
♪秋の検診♪
毎日の歯磨き(仕上げ磨き)を嫌がる時期に入りました。
食べることに関心を持つようになってくる時期でもあります。
一日一回くらいでも、機嫌のいいときに寝かせ磨きをしてあげましょう。
歯ブラシでゴシゴシ磨くと痛みや不快感を与えて、歯磨き嫌いにしがちです。
糖分をの多い飲食物を控えたりなど、食生活のほうに気をつけて、
歯磨きはゆっくり習慣化をはかっていくほうが、望ましいでしょう。
♪夏の検診♪
歯ブラシに興味を持ち出したら歯磨きの練習のスタートをしましょう。
軟らかい歯茎を傷つけないように体を支えて見守ってあげましょう。
きちんと嗽いができるようになるまでは歯磨剤は必要ありません。
♪春の検診♪
上前歯も4本生え揃い、可愛い乳歯も全部で6本になりました。
(丁度、生後十四ヵ月です。)
赤ちゃんは生後9〜11ヵ月頃のすりつぶし機能獲得期あたりから、
自分で食べるための準備としての
「遊び食べ」や「玩具噛み」が始まります。
手に持ったものを口まで運び、それをかじったりなめたりすることは、
口唇や前歯で受ける感覚に慣れたり、
口に入る量を調節したりすることにつながっていきます。
♪
歯が生えてきたら歯磨きの準備と
保護者の仕上げ磨きを♪
お口の中を清潔に保つためには、授乳や離乳食のあとにはガーゼか綿棒で
丁寧に歯のまわりを拭くことから始めてください。
ひとりで歯磨き出来るまで保護者の仕上げ磨きをして点検しましょう。
ほとんどの赤ちゃんは、膝の上にコロッと頭を乗せておとなしく磨かせてくれないもの。
仕上げ磨きは下記の方法で手早く行いましょう。
まず股の間に赤ちゃんの頭をいれたのち、上腕を太ももの下に入れて、軽く押さえて
赤ちゃんの頭を安定させ、ハブラシでのどをつかないように、しっかりと赤ちゃんのお口を
覗きながら磨きましょう。
その際、上の前歯は上唇の裏のスジを引っ掛けないよう人差し指でガードして下さい。
また、奥歯は人差し指でほほをふくらませてみがくと楽にみがけます。
一か月後に 上の乳歯が生えきました。
歯磨きの準備もばっちりスタートしています。
♪はいしゃさんデビュー♪
一番のりは下の前歯♪
可愛い乳歯が生えてきました。
(丁度、生後十ヵ月です。)
遅かったり、早かったり、
萌出時期は個人差があります。
永久歯に生えかわるまで大切にしましょうね。
|